長野の葬儀

「いまどき」の長野県の相続・お墓・お葬式のことがよくわかる

弔問・会葬マナー③ 世話役や弔辞を頼まれたら

2020年07月20日

【世話役を頼まれたら】

 喪主・遺族から世話役を頼れたら、信頼に応えて引き受けるのがマナーです。故人を偲び心を込めて対応しましょう。
 仕事の内容や進め方に不安があれば葬儀社や親族に相談してかまいません。最近は葬儀社のスタッフが多くのことをサポートしてくれる体制が整っています。代表的な世話役は、世話役代表(葬儀委員長)、受付係、会計係、会場係、台所・接待係、進行係などですが、いずれの係を依頼されても、遺族側の立場に立って弔問客・会葬者を迎える立場を忘れないようにしましょう。

【弔辞を頼まれたら】

 弔辞は故人を偲んで別れを惜しみ、遺族を慰めるものです。遺族から依頼されたら、快く承諾しましょう。
 弔辞の内容は、事前に遺族側と確認し、複数の人が捧げる場合は、内容が重複しないようにします。忌み言葉や宗教的にそぐわない言葉は避けるように注意しましょう。
 時間はゆっくり読み上げて3~5分、原稿用紙3枚程度が目安です。長くなりすぎないよう、実際に読み上げのリハーサルを行い、感覚を掴んでおくとよいでしょう。

【弔辞の書き方と捧げ方】

 正式な弔辞は、巻紙か奉書紙に薄墨を使って楷書で書き、奉書紙に包んで、表に「弔辞」と書きます。最近は白い便箋に万年筆で書いたものを白い封筒に入れる場合も多くあるようですが、この場合、封筒は二重になっているものは避けましょう。弔辞は葬儀後、遺族が長く保存しておく場合もあるので、きちんとしたものを用意したいところです。
 読み上げるときは、参列者に聞き取れるように、あまり感情的にならないよう心掛けましょう。読み終えたあとの弔事は祭壇に捧げます。

 

(イラスト右から左へ)
①遺族に一礼してから祭壇の前にすすみ、故人の遺影に一礼します。
②弔辞は左手で持ち、右手で包みを開き、弔文を取り出して外包みの上に重ねます。
③弔文を胸の高さまであげ、右手で弔文を開きながら語りかけるように、ゆっくり読みます。
④読み終えたら弔文を外包みの中に戻し、正面が祭壇側に向くようにして置きます。
⑤遺影と遺族に一礼して席に戻ります。


⇒各世話役の具体的な仕事、弔文の包み方や書き方、例文など、詳しくは終活ガイドムック『長野の葬儀』に掲載しています。